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【MLB】マーリンズ − ドジャース(9月17日・日本時間18日/マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したマーリンズ戦の第2打席で、5試合ぶりとなる48号ホームラン放った。WBC決勝の地で、実に23打席ぶりのアーチとなった。またシーズン48本塁打は2004年のベルトレーに並ぶドジャースの歴代2位タイの記録となっている。

 ここまで147試合に出場し打率.288、47本塁打108打点48盗塁の成績を残している大谷。8月中にメジャー史上初の「43本塁打43盗塁」を達成して以降も本塁打、盗塁ともに順調に数を重ね、史上空前の「50-50」も現実味を帯びるなか、ここ4試合は本塁打と盗塁ともになく足踏み状態が続いていた。

 この日はマーリンズ先発マコーガンを第2打席で捉えると、5試合ぶりの1発をスタンドへ。23打席ぶりに出た自己最多を更新する48号は打球速度105.3マイル(約169.4キロ)、飛距離402フィート(約122.5メートル)、2004年のベルトレーに並ぶ球団史上2位タイの年間本塁打となった。2打点を追加し、打点でも現時点でアダメズを抜いてリーグ単独トップに立つとともに、シーズン110打点は松井秀喜氏の次ぐ日本選手歴代2位となっている。なおドジャースのシーズン本塁打の球団記録は2001年にグリーンがマークした49本。

 またこれで大谷はメジャー通算219本塁打となり、インディアンズやレンジャーズなどで活躍した韓国出身のチュ・シンスが16年かけて積み上げた218本を超えてアジア出身選手による通算本塁打新記録を打ち立てた。

 この試合も含めドジャースは残り12試合。2001年にグリーンがマークした年間本塁打の球団記録49本を上回り、自身初の50本の大台に乗せることができるか。そして夢の「50-50」達成なるか。史上初の“リーグをまたいでの2年連続本塁打王”に加え初の打点王獲得なるか。最後まで目が離せない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(c)aflo

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