大谷の背中を追う選手たちも「50―50」の偉業には畏敬の念を抱く。

 今季は2018年以来の「30―30」に到達し、大谷に続く「40―40」にあと5本塁打、1盗塁に迫るガーディアンズの内野手ラミレスは「彼が達成していることは本当に驚異的」と舌を巻く。

 メッツの内野手リンドアは昨季31本塁打、31盗塁、今季は31本塁打、27盗塁で2年連続の「30―30」の可能性を残す。同じ1番打者として圧巻のパフォーマンスを見せ続ける大谷について「彼は特別で、世代を代表する選手」と絶賛した。

 次世代を担うレッズの22歳のデラクルスは24本塁打、64盗塁で初の盗塁王を視界に捉える。将来は「40―40」達成を目指すが「盗塁は疲労にもつながる。もっと一生懸命努力しないといけない」と語った。

 来季の大谷は投手で復帰する。37本塁打、20盗塁でオリオールズをけん引する23歳の内野手ヘンダーソンは「来年は投げながら同じような活躍をするのだろう。楽しみだ」と「二刀流」復活を待ち望んだ。(記録は19日終了時)(共同)

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