4位・DeNAとのゲーム差は0.5。もう、どうにもこうにもドキドキが止まらない3位・広島カープは、ヤクルトとの2戦目に臨みました。

9月19日(木)ヤクルト vs. 広島(神宮球場)

一つずつ勝ちを積み上げ、Aクラスを死守したいカープ。この日は、1回から攻撃がつながります。まずは前日に猛打賞の頼れるリードオフマン・秋山翔吾 。この打席で今季の神宮での打率は4割4分超えをマーク。安定感のある打撃できっちり出塁すると、ヤクルトのキャッチャー・中村悠平 のパスボールの間に2塁へ。積極的な姿勢でチャンスを広げます。

1アウト・二塁で打席に向かうのは、得点圏打率リーグ4位の 小園海斗 。5試合連続のヒットを放ち、1回から訪れたチャンスをしっかりものにし、1点を先制します。

さあ、きょうこそ連敗ストップへ! カープが先発マウンドに送り込んだのは、チームトップの勝利数を誇る 床田寛樹 。しかし、2回、先頭打者・山田哲人 のソロホームランで同点に追いつかれます。

その後、1点を追う5回、その床田がマルチ安打の活躍で出塁すると、好調が続く 坂倉将吾・小園の連打で1アウト・満塁に。一打勝ち越しの大チャンスが訪れます。

打席には、今シーズン、5試合目の4番・野間峻祥 。しかし、痛恨のダブルプレーに倒れ、得点を奪うことはできません。

チャンスを逃したカープは、直後の5回ウラに床田がスリーランホームランを浴び、今季ワーストとなる5点目を献上。さらに点差を広げられてしまいます。

床田寛樹 5回 球数97 被安打10 被本塁打2 失点5

まだ、あきらめないカープは、攻めの姿勢を崩しません。7回。坂倉がヒットで出塁。打席には今度こそ4番起用に応えたい野間。サードの頭上を越えた当たりが長打となり、2アウト・三塁・二塁。4番の仕事をしっかり果たし、大きなチャンスを作ります。

打席には選手会長・堂林翔太 でしたが、惜しくも空振り三振…。5回以降、3イニング連続で得点圏にランナーを置くチャンスを作ったものの、あと1本が出なかったカープはなんと9月、13敗。(ヤクルト 5-1 広島)

しかし、4位・DeNAが巨人に敗れたため、命拾いし、3位をキープしています。

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