■MLB ドジャース-ロッキーズ(日本時間21日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で出場し、5回の第3打席で前夜から2試合連続となる52号逆転2ラン本塁打を放った。

ホームラン王争いナ・リーグ“独走”の大谷は、2位のブレーブス・M.オズーナ(33)との差を「14」に広げた。これでさらにア・リーグでMLB全体トップを走るヤンキース、A.ジャッジ(53本)とついに1本差と迫った。

前日はMLB初「50本塁打-50盗塁」の大記録を飛び越え“51-51”まで到達。自身初の3打席連続本塁打を放つなど、6打数6安打3HRの10打点、2盗塁と驚異的な数字を叩き出した。1試合10打点は球団新記録となり、昨年WBCで世界一に輝いた思い出のマイアミで再び歴史を作った大谷。

ドジャースはこの日から本拠地に戻り、ロッキーズと3連戦。衝撃の“51-51”達成から一夜明け、東海岸の遠征から戻り休む間もなく連戦が続いたが、凱旋試合でも勢いが止まらず。初回、大谷が打席に立つとスタジアムは大歓声に包まれ、相手先発の左腕K.フリーランドに対し、第1打席は空振り三振も、第2打席はセンター前ヒット。そして、第3打席で自ら祝砲となる52号を放った。

打点は「120→122」に伸ばし、2位のブルワーズ・W.アダメス(29)とこの時点で「13差」と突き放し、本塁打との2冠が見えてきた。

チームはシーズン残り8試合。前日20得点の大勝で12年連続プレーオフ進出が決まり、優勝マジックを「6」として地区優勝争いも佳境を迎えている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。