十両優勝 尊富士「ほっとしている」

尊富士は「十両優勝よりも休場明けで15日間相撲を取りたいという思いで土俵に上がったのでほっとしている」と話しました。

また、来場所で幕内復帰の可能性があることについては「まだ、わからないが次に向けて課題もあったのでしっかり修正してまた、1からいい相撲を取って相撲界を盛り上げられるように頑張りたい」と今後に向けた意気込みを示しました。

そして、幕内で1つ年下の大の里が2回目の優勝を果たしたことについて問われると「大の里関が頑張った結果ですごいから優勝したと思うし、尊敬している。自分は追いかける気持ちで頑張る」と話していました。

序二段優勝 清水海「思い切りある相撲を」

序二段は境川部屋の清水海と追手風部屋の大雄翔が7戦全勝で並び、千秋楽の22日優勝決定戦が行われました。

決定戦では清水海が「はたき込み」で勝って優勝しました。

清水海は高知県土佐清水市出身の23歳。

4歳から相撲を始め、相撲の強豪、埼玉栄高校ではキャプテンを務めました。

日大4年生の時には全国学生選手権の団体戦で準優勝し、ことしの夏場所で初土俵を踏みました。

先場所は幕内経験者の炎鵬に得意の投げで勝つなど全勝で序の口優勝していて、今回の序二段優勝でデビューから無敗の14連勝としました。

清水海は「初めて満員の中で相撲を取って緊張した。内容は覚えていないが楽しかった」と振り返っていました。

また、ここまでの成績について、「順調に来ていると思う。連勝しているが、そこは気にせず自分の相撲を取ろうと思って毎日やっている」と話しました。

その上で、「みんなに応援してもらえる思い切りある相撲を取っていき、いち早く関取になれるように稽古をしていきたい」と意気込みを話していました。

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