西武は今シーズン、開幕直後から極度の打撃不振に苦しみ、交流戦前の5月に松井稼頭央監督が休養して、渡辺久信ゼネラルマネージャーが監督代行を兼務しチームの指揮をとっています。

しかし、今月10日に2021年以来の最下位が確定するなどチームの状態は上向かず球団は後任の人選を進めていました。

そして、現在2軍監督を務めている西口氏に監督就任を要請する方針であることが関係者への取材で分かりました。

就任に支障はないとみられ、西口氏が新たに監督に就任する見通しになりました。

西口氏は和歌山県出身の51歳。立正大からドラフト3位で西武に入団しました。

現役時代はキレのあるスライダーを武器に長年、西武の先発投手の柱として活躍し通算182勝を挙げ、沢村賞1回、最多勝2回、ベストナイン2回など数々のタイトルを獲得しました。

2015年に現役を引退したあとは、球団の編成部やピッチングコーチを歴任し、おととしからは2軍の監督を務めています。

今シーズン、負けの数が球団ワーストを更新するなど、極度の不振に苦しんだ西武は2軍監督として若手の育成を進め選手の特徴や性格も知る西口氏にチームの立て直しを託すことになります。

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