ここまで14勝3敗で先月24日の登板から5連勝中の今永投手は22日、本拠地シカゴで行われたナショナルズ戦に中5日で先発登板しました。
雨のためにおよそ2時間遅れて試合が始まりましたが、今永投手は1回、テンポよく2アウトまで取ったあと3人目のバッターは低めの伸びのある速球で空振り三振を奪いました。
カブス打線はそのウラ、先頭打者ホームランで先制点を奪ったあと、ノーアウト二塁となった場面で3番・指名打者で先発出場した鈴木誠也選手が右中間へのタイムリーヒットで追加点を奪いました。
援護をもらった今永投手は持ち味の高低差を生かしたピッチングで、3回までヒット1本に抑えました。
4回は、先頭バッターにツーベースヒットを打たれて初めて得点圏にランナーを背負いましたがここから低めの変化球で2者連続のサードゴロ、さらに後続のバッターはインコース低めの速球で見逃しの三振を奪い、無失点でピンチを切り抜けました。
今永投手は5対0とリードした7回まで投げ抜いて無失点でマウンドを降りました。
球数は94球、打たれたヒットが6本、フォアボールはなく、三振は4つ奪って防御率は3点台を切って2.91となりました。
試合はそのままカブスが5対0で勝ち、今永投手は登板6連勝で今シーズン15勝目をマークし、大リーグ1年目での日本選手の最多勝利記録まであと1勝に迫りました。
大リーグ1年目で16勝をあげているのは2012年当時レンジャーズのダルビッシュ有投手と2016年、当時ドジャースの前田健太投手です。
カブスはプレーオフ進出の可能性がなくなっているため、今シーズン残り6試合で、今永投手はもう1試合先発登板する予定です。
また、鈴木選手はこの試合4打数1安打1打点で勝利に貢献し、今シーズン71打点目をあげました。
打率は2割7分9厘、ホームランは21本としています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。