■高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBEN（23日、東京ドーム）

今回で4度目の対戦となった「高校野球女子選抜」と「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」の一戦。元メジャーリーガーのイチロー（50）、初参戦の松井秀喜（50）、3年連続参加の松坂大輔（44）が夢の共演を果たし、高校野球女子選抜チームとの激戦に東京ドームは熱気に包まれている。

イチローは初回の第1打席に現役時代を彷彿とさせるライトへのヒットを放つと、第2打席は一ゴロに倒れた。

7対3とKOBE CHIBENがリードした4回裏の第3打席は、高校野球女子選抜の3人目・藤田奈那（福井工大福井）を相手に、1球目の変化球を捉えて右中間へツーベースヒットを放った。昨年4打数2安打のイチローは、これで2年連続のマルチヒットをマーク。

松井は初回、3回と2打席連続の四球で出塁。そして、4回の第3打席では1死一塁で、フルカウントから振り抜くと痛烈な打球は、一・二塁間を抜けるライト前ヒット。松井に待望の初ヒットが生まれた。

5回裏のイチローの第4打席は、高校野球女子選抜はショートを守っていた谷蒼依（京都外大西）が4人目としてマウンドへ。フルカウントから内角高めの111キロスライダーに、イチローは空振り三振。珍しく体勢を崩して倒れこんだ。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。