サンフレッチェ広島レジーナは、WEリーグのホーム開幕戦を戦いました。40歳の 近賀ゆかり が、メモリアルなゴールを決めて快勝です。

9月21日(土)サンフレッチェ広島レジーナ vs. マイナビ仙台レディース(エディオンピースウイング広島)

5000人を超えるサポーターがエディオンピースウイング広島に詰めかけたWEリーグのホーム開幕戦。前半17分。瀧澤千聖 がシュート。こぼれたボールを受けた 髙橋美夕紀 が決めて先制します。

37分のコーナーキック。中央で合わせたのは40歳の近賀ゆかり。初めてピースウイングのピッチに立った試合で、この日が国内リーグ通算300試合出場。また、クラブ最年長記録を更新するゴールが、WEリーグ通算900ゴール目という記録ずくめとなりました。

1点差に迫られた後半16分には 中嶋淑乃 から瀧澤・上野真実 とつないで再び中嶋。華麗なパスワークから今シーズン、初ゴールを決めました。

32分には去年のチーム得点女王・上野が、豪快に蹴り込みました。4点を奪うゴールラッシュでリーグ戦初勝利。男子に負けじとレジーナも首位に立つ好スタートです。(1位・レジーナ 4-1 12位・マイ仙台)

サンフレッチェ広島レジーナ 近賀ゆかり 選手
「神様っていたずらだなと思いました(笑)。初めて、個人的にはこのスタジアムでプレーすることができて、うれしさもありましたし、そこで得点を取れたことはこれまで続けてきてよかったなと思ったのと同時に、5211人という(サポータの)数を見て、本当に幸せに感じましたし、だからこそリーグを引っ張っていくチームにならないとけないなというものを感じさせていただいたので、わたしたちは結果でみなさんにお返しできるようにやっていきたいなと思っています」

― なでしこリーグとWEリーグを含む300試合出場の近賀選手。「(ゴールシーンは)本当はあそこにいてはいけなかったのに経験上、なんとなく来そうだと思った」と。吉田新監督になり、チーム内競争も激しい中でカップ戦もリーグ戦もここまで無敗。今週はピースウイングで2試合あり、あす25日(水)はカップ戦、29日(日)にはリーグ戦が組まれています。

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