全日本実業団対抗陸上競技選手権(山口・維新みらいふスタジアム・23日)

女子100mハードルでパリオリンピック準決勝に出場した 福部真子 。レース終盤に、同じくパリオリンピック出場の 田中佑美を振り切り、優勝しました(12秒81)。

3着の 中島ひとみ に日本女子で7人目となる12秒台が出ると…

福部真子 選手
「やった!」

― (3着まで)3人で写真をお願いします。
「めっちゃ、いやだ。いやだ、やせてるもん。もう、引き立て役じゃん…」

パリ五輪準決勝出場 福部真子 選手
「優勝で(今季を)締めくくれたっていうのはよかったのかなと思います」

さらにこの大会には福部のコーチ・尾﨑雄佑 が、400mハードルに出場。競技経験を指導に生かしています。

福部のコーチ 尾﨑雄佑 選手
「自分の指導のスタイルっていうところが、自分の競技経験を通していろんな知識をどういうふうに現場に還元できるかというところをすり合わせたりするのは、なかなか、そこは引退したあとからじゃ学ぶことができないところなので、できる限り、そういったところも含めて全部、本気で取り組めたらなと思っています」

同じく尾﨑コーチの指導を受ける福部の練習仲間の 野本周成 。110mハードルで大会新記録(13秒38)で優勝。尾崎コーチと福部との練習に刺激を受けているそうです。

福部とともに尾﨑コーチのもとで練習 野本周成 選手
「当たり前のレベルがすごく上がったなと感じていて、そこで今の自分じゃダメだなというふうにすごく感じて、さらにレベルアップしていけるんだなというのを自覚できた。すごくありがたく思っています」

福部真子 選手
「(尾﨑)コーチ自身がこん身のレースをしていて、いっしょに走っている野本だったり池崎がしっかり走っているところを見ると、わたしも気持ちで負けていられないっていうところがあるので、やっぱり、そういう存在はありがたいなと思います」

さらに、パリオリンピックに出場した広島(山陽高校)出身・真野友博 の姿も…

真野友博 選手
「同級生の長谷川選手に負けてしまったので、(次の大会の)新潟は彼の本拠地なんですけど、しっかり乗り込んでボコボコにしたいなと思います」

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