25歳の田中選手は、陸上女子1500メートルや5000メートルなどで日本記録を持つ中長距離のエースで、2大会連続のオリンピックとなることしのパリ大会に出場しました。

今シーズンを終えて25日は東京都内でイベントに出席し、2種目で決勝に進めなかったパリ大会については「努力が報われたとは言えない結果だったが、それもアスリートだけしか味わえない思いだ。幸せだったというひと言に尽きる」と話しました。

そして、4年後のロサンゼルス大会に向けて「東京からパリまでの3年も長く感じたが4年はさらに長い。この3年で特に1500メートルのタイムは大きく変化することがなかったので、数年で結果につながるのかという不安はある。ただ、その3年で培われたものはあるので階段を上っていく4年間にしたい」と意気込みました。

さらに日本記録更新への思いについて「5000メートルについてはアジア記録も見えているので、それを更新することで世界記録を持つ選手に挑む気持ちが出てくると思う。そして、1500メートルについても大きく更新したいという思いを常に持って取り組みたい」と語りました。

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