WEリーグは26日に都内で理事会を開き、野々村氏がJリーグのチェアマンとの兼任で3代目のチェアに就任しました。

また、ナンバー2にあたる副理事長は、日本サッカー協会の宮本恒靖会長が務めます。

WEリーグは昨シーズン、1試合の平均観客数が1700人ほどと目標の5000人を大きく下回り、新たな体制のもとでJリーグや協会と連携しながら経営状況や認知度などのてこ入れを図ります。

理事会後の会見で野々村氏は「JリーグとWEリーグをセットでセールスすることでプロモーションの幅が広がる。各クラブともコミュニケーションを取りながら、サッカー界全体で協力して経営基盤の安定と女子サッカーの価値の向上を実現したい」と意欲をみせました。

サポーターのすそ野の拡大に向けては「男子サッカーと女子サッカーでは見る人の層が違うので、しっかり分析してプロモーションしたい。会場でどんな空間を提供できるかも大事だ」と述べました。

野々村氏のチェアの任期は、再来年9月までの2年間です。

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