『日本女子オープン』は国内メジャー大会の1つで、26日から4日間、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ、西コースで行われます。

第1ラウンド、ことし7月に海外メジャー大会を初制覇した24歳の古江選手は、1番をボギーとしたものの、続く2番、パー4で第2打のバンカーからのリカバリーショットをピンに寄せ、この日、初めてのバーディーを奪いました。

このあと5番と6番を2連続バーディーとしてスコアを伸ばすと、後半も14番と15番のいずれもパー4で、持ち味の正確なショットで、ともに第2打をピンそばにつけて再び2連続バーディーとしました。

さらに17番でもチップインバーディーを奪うなど、第1ラウンドをバーディー8つ、ボギー1つで回り、7アンダーで単独トップに立って好スタートを切りました。

また、2年連続年間女王で、ことし夏のパリオリンピックで4位に入った山下美夢有選手は、精度の高いショットがさえ、5つのバーディーを奪って4アンダーとし、アマチュアの新垣くらら選手と並んで、3打差の2位につけました。

さらに1打差の4位には、国内ツアー6勝の岩井千怜選手など7人がアンダーで並んでいます。

去年のこの大会優勝の原英莉花選手は、2アンダーで11位につけています。

古江彩佳 “距離の長いコースも うまく集中できた”

単独トップに立った古江彩佳選手は「本当に難しくて距離の長いコースだったので、7アンダーも取れるとは思っていなかった。いいゴルフができた。うまく集中して落ち着いてショットができていたかなと思う」と振り返りました。

5つのバーディーを奪った後半の9ホールについては、「より集中力が増していったという感じだった。17番のチップインバーディーは、たまたまラッキーで入ってくれて、最後のバーディーパットも短いが難しかったので、入ってくれてよかった」と話していました。

そのうえで、第2ラウンドに向けて「しっかり切り替えて集中して、落ち着いて、1つでもアンダーで回っていきたい。雨が降れば飛距離も落ちると思うが、そこもしっかり対応していきたい」と話していました。

山下美夢有 “最後にバーディー 大きかった”

2位につけた山下美夢有選手は「ショットが安定していて、フェアウェイキープができたので、よかったと思う。後半の9ホールは、落とさずに終わりたいという気持ちがあったので、最後にしっかりバーディーを取れたことは大きかった」と振り返りました。

27日の第2ラウンドに向けては「しっかりアンダーパーを目指して、自分のゴルフができるように頑張りたい」と話していました。

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