広島カープの3連覇に大きく貢献した野村祐輔投手が現役を引退することが、きょう発表されました。

2011年にドラフト1位でカープに入団した野村祐輔。広陵高校(広島)時代には夏の甲子園で涙の準優勝、そして、明治大学で東京六大学30勝をマークした右腕をカープが熱意のスカウティングで単独指名に成功します。

2012年、ルーキーイヤーに防御率1.98の活躍で平成生まれ初の新人王に輝くと、5年目の2016年には16勝3敗で最多勝のタイトルを獲得、25年ぶりリーグ優勝の原動力となります。3連覇の3シーズンで32勝、正確無比なコントロールでカープ黄金時代の中心に立ち続けました。ただ、2021年に自身初のシーズン0勝に終わると、二軍での生活が長くなりました。プロ13年目35歳の今シーズンは、2試合に先発、0勝1敗ながら、デビューから210試合連続先発登板は日本記録です。

≪引退セレモニー≫

 日時 / 2024年10月5日(土)対ヤクルト戦 試合開始18:00(予定)

≪野村祐輔投手コメント≫

「今シーズン限りで引退することを決断しました。カープで13年間プレー出来たことを誇りに思います。私の野球人生の中で3度のリーグ優勝を経験させていただいた事はとても大きな宝物です。野球を始めて29年間、ずっと続ける事が出来てとても幸せでした。今まで野球を続けられたのは、皆様の応援や支えがあったからこそだと思います。沢山の事を指導していただき、成長させて下さった皆様に深く感謝しています。13年間いつも温かく力強い声援を送って下さったファンの皆様、本当にありがとうございました。」

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