昨シーズン、過去最多の20万人を超える観客を動員し、さらに1割以上の増加を目指すWリーグは、新シーズンから実力がきっ抗したチームどうしの試合を増やして競技力や魅力の向上につなげようと、昨シーズンの順位に応じて1部の8チームと2部の6チームに分けた2部制で行われます。

開幕を前に27日は、昨シーズンのチャンピオンで海外遠征中の富士通を除く13チームの代表選手が記者会見し、このうち、1部のデンソーに所属する馬瓜選手は「パリオリンピックや代表合宿で学んだことをチームに伝え、目の前の試合を1試合1試合戦って優勝を目指したい」と意気込みを話しました。

同じくオリンピック代表でトヨタ自動車の山本麻衣選手は「日々の練習や試合で成長していく姿を見せたい。若いチームで革命を起こしたいという思いで、みんなで突き進んでいきたい」と話していました。

また、14シーズンプレーしたENEOSからアイシンに移籍した元日本代表の渡嘉敷来夢選手は「新しいチームになったアイシンに注目してほしい。シーズンを通して自分自身もチームとしても成長する姿を見せたい」と新天地での決意を口にしました。

Wリーグの1部は来月11日にENEOSとトヨタ自動車との試合で開幕し、8チームが4回ずつ総当たりで全28試合を行い、上位4チームが来年3月からのプレーオフに進みます。

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