地区2位のタイガースは本拠地のデトロイトで地区最下位のホワイトソックスと対戦し、4対1で勝ちました。

この試合、前田投手の登板はありませんでしたが、タイガースはレギュラーシーズン2試合を残してワイルドカード枠で2014年以来10年ぶりのプレーオフ進出が決まりました。

今シーズンタイガースに入団した前田投手はシーズン前半は先発ローテーションの一角を担いましたが成績がふるいませんでした。

しかし、7月中旬にリリーフに転向して以降は安定したピッチングでシーズン後半のチームの躍進を支えました。

前田投手は「シーズンを通してそこまで貢献できておらず正直悔しい気持ちもあるが、チームの喜びというのを一緒にみんなで分かち合って純粋に楽しめたし、うれしいという気持ちがいちばんだ」と話していました。

一方、敗れたホワイトソックスは今シーズンの成績が39勝121敗となりました。

これは1962年に当時、球団創設1年目だったメッツが記録したシーズン40勝120敗を64年ぶりに更新し、負けの数が大リーグ史上最多となりました。

2021年には93勝69敗の成績で地区優勝しているホワイトソックスですが、その後、主力選手の流出が相次ぎ、今シーズンは深刻な得点力不足で歴史的な低迷から立ち直れませんでした。

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