大谷翔平「50-50」ホームランボール競売に ボールめぐり裁判も

大谷選手は今月19日のマーリンズ戦で1つのシーズンでホームラン50本、50盗塁を達成する「50-50」を大リーグ史上初めて成し遂げました。

50号のホームランボールは27日、オークション会社によってオンラインで競売にかけられました。

価格は50万ドルから入札が始まり、開始から9時間で100万ドル、日本円にして1億4200万円を超えました。

一方、アメリカのメディアは南部フロリダ州の男性が25日、試合当日のスタンドでこのボールをとったと主張している別の男性やオークション会社に対しボール売却などの差し止めを求め州の地方裁判所に訴えを起こしたと伝えました。

訴えた男性は「握っていたボールを奪い取られた」と主張していて、SNSで拡散した動画ではボールがスタンドに飛んできた際、複数の人がもみ合いになっている様子が確認できます。

裁判所は競売を始めることを認めたものの、来月10日に審理を行うまで売却は認めないとしていて関心が集まっています。