井上選手9月3日に行われたスーパーバンタム級の4団体統一王座をかけた試合で2回目の防衛に成功しました。

28日は横浜市にある所属ジムで開かれたボクシングの体験イベントで全国から抽せんで選ばれた男女17人の小学生を直接、指導しました。

その圧倒的な強さから「モンスター」の異名をとる井上選手ですが、28日は「井上先生」の役目をまっとうし、サンドバッグを使った練習では、わきを締めてパンチ打つことや子どもたちの手を取って基本の動きを伝えるなど、一人ひとりに、丁寧にやさしくアドバイスしていました。

井上選手は、「子どもたちの表情がすごく生き生きしていて印象的だった。ボクシングを広めていくのも大事だが、子どもたちにとってきょうという1日がいい日になってくれたらいいなと思う」と話していました。

一方、ことし12月に予定されている次の防衛戦に向けては「すでにトレーニングを始められていて、今回は基礎上げの合宿も必要ないかなと思っている」と順調に段階を踏んでいると述べました。

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