35歳のベテラン、田中将大投手は、去年受けた右ひじ手術の影響で今シーズンはオープン戦で登板したもののその後、状態が上がらず、2軍で調整を続けていました。

そして28日、仙台市で行われたオリックス戦で今シーズン初登板、初先発しましたが5回93球を投げ4失点で負け投手となりました。

試合後、田中投手は「次の登板はチーム状況もあるし、なんとも言えない。自分を高めるためにやっていくだけ」と話して、今江敏晃監督も「いいところは見えたが、今後については本人と話してから」としていました。

そして30日、1軍の出場選手登録を抹消されました。

今江監督は、30日夜のロッテ戦の前に取材に応じ田中投手について「総合的にいろいろ含めて判断した」と話していました。

現在、4位の楽天は、クライマックシリーズ進出を目指して3位ロッテを3ゲーム差で追っていて30日夜からのロッテ2連戦を含めてあと7試合を残していますが、田中投手のレギュラーシーズンでの登板は、なくなり、あと3勝に迫っている日米通算200勝も来シーズン以降に持ち越しとなりました。

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