これは、パドレスのシルト監督が9月30日に行った会見で明らかにしました。

それによりますと、ブレーブスとのワイルドカードシリーズに臨む先発ピッチャーは
▽第1戦が今シーズン、チームトップの防御率2.95で13勝をあげたキング投手
▽第2戦は昨シーズンまで3年連続で2桁勝利をあげているマズグローブ投手
▽第3戦は今シーズン、チームトップの14勝をあげ、ナショナルリーグ2位の224奪三振をマークしたシース投手が、それぞれ務めることになりました。

このため、今シーズン7勝をあげたダルビッシュ投手はワイルドカードシリーズではリリーフでの登板に備えることになりました。リリーフでの登板となれば、去年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシック決勝のアメリカ戦以来となり、大リーグの試合では初めてとなります。

仮にパドレスが2連勝して勝ち上がった場合は、日本時間の今月6日に行われるドジャースとの地区シリーズ初戦にシース投手が登板し、ダルビッシュ投手は7日の第2戦に先発登板する見込みです。

また、パドレスが2勝1敗で勝ち上がった場合は、ダルビッシュ投手が地区シリーズ初戦で先発登板する可能性もあります。

これについてダルビッシュ投手は「ブルペンでの待機は第3戦だけになると思う。どちらにしても、ドジャースタジアムでの試合にはたぶん投げると思うので、ワイルドカードシリーズのあたりでブルペンに入らなければいけない。それなら試合で投げてもあまり変わらないんじゃないかということだと思う」と説明しました。

そのうえで「自分から『どこでも大丈夫』と言ったからそういう決断になったと思うので、ちゃんと準備をするだけ。チームの雰囲気もすごくいい」と話していました。

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