大リーグのプレーオフは合わせて12チームが出場し、1日から始まったワイルドカードシリーズは3試合の短期決戦で、先に2勝したチームが地区シリーズに進みます。

このうちナショナルリーグでは、レギュラーシーズンの終盤、西部地区優勝のドジャースと激しい首位争いを展開し、ワイルドカードの勝率で最も高いチームとしてプレーオフに進んだパドレスが、本拠地のサンディエゴでワイルドカード2番目の勝率で勝ち上がったブレーブスとの初戦に臨みました。

パドレスは1回、2番・タティースJr.選手のツーランホームランで先制し、続く2回にはノーアウト一塁三塁とチャンスを作ったあと、9番・ヒガシオカ選手の犠牲フライで3対0とリードし、序盤に優位に立ちました。

投げては今シーズン13勝を挙げた先発のキング投手を中心とした投手陣が、チームのホームラン数がリーグ2位というブレーブスの強力打線を抑え込み、得点を許しませんでした。

パドレス打線は8回、ヒガシオカ選手がソロホームランを打ってダメ押しの追加点を挙げ、試合は4対0で勝ちました。

パドレスは地区シリーズ進出まであと1勝です。

ナショナルリーグのもう1試合は、千賀滉大投手が所属するワイルドカードの勝率で3番目のメッツが、中部地区優勝のブルワーズと対戦し、8対4で打ち勝って地区シリーズ進出に王手をかけました。

けがでリハビリを続ける千賀投手は、このシリーズのベンチには入っていません。

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