【チャンピオンズリーグ】ジローナ 2−3 フェイエノールト(日本時間10月3日/エスタディ・モンティリビ)
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、ジローナ戦で思わず天を仰いだ。チャンピオンズリーグ(CL)初ゴールの期待がかかるPKだったが、高速シュートはGKにストップされる。ファンも「絶対決めなくてはけない場面で…」と落胆した。
フェイエノールトはCLグループフェイズ第2節で、ジローナと敵地で対戦。今シーズンはスタメン落ちが多かった上田だが、エースFWのサンティアゴ・ヒメネスの故障を受けて、CFとして先発出場した。
フェイエノールトが2−1と1点リードで迎えた35分には、ビッグチャンスが訪れる。上田が相手GKにプレスをかけてパスコースを限定。縦パスを回収したMFクインテン・ティンバーがボックス内で倒されて、フェイエノールトがPKを獲得した。
キッカーは上田。ボールに額を擦り付けて祈るようなポーズを見せてスポットにセットした。小刻みなステップをしてから動き出し、ゴール右へと速いシュートを蹴ったが、これを完璧に読んでいたGKパウロ・ガッサニーガが横っ飛びでセーブ。ジローナ・サポーターは大盛り上がり、止められた上田は天を仰いだ。
解説を務めた宮澤ミシェル氏は、「(シュートの)スピードはありましたけどね。高さがね。低いか高いかのどちらかがよかった」とコースの甘さを指摘している。
CL初ゴールかと思われた場面でまさかの失敗に、SNS上では「上田綺世のPK止められたあああ」「CL初ゴールが」「初ゴールが見たかった」「コース甘くて止められた」「絶対決めなくてはけない場面で」「外すの珍しいな」など落胆の声が多く見られた。
その後の上田は前線からの積極的なプレスで守備に貢献するもシュートはこのPKのみ。71分にベンチへと下がっている。なおフェイエノールトは79分のオウンゴールが決勝点となり、敵地で勝点3を獲得している。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)
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