森保一監督(56)は3日、FIFAワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア戦(11日)とオーストラリア戦(15日)を戦う代表メンバー発表会見に出席し、唯一の初招集となった大橋祐紀(28、ブラックバーン/イングランド2部)について言及した。

大橋は、サンフレッチェ広島からイングランド2部・古豪のブラックバーンへ完全移籍。デビュー戦から公式戦3試合連続でゴールを決め、クラブ史上72年ぶりの快挙を成し遂げた“遅咲きストライカー”が唯一選ばれた。28歳での代表入りに「いろんな招集の仕方がある中で、やはり若手であれベテランであれ、明らかに結果を出して存在感を発揮しているということであれば、誰にでもチャンスがある」と森保監督。

「大橋選手の招集でいろんな人に、日本代表として世界の舞台で戦いたいと思ってもらえると嬉しい」と今後の代表入りを目指す全選手へメッセージを送った。

さらにパリオリンピック™で主将を務めた藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV/ベルギー)も代表入り。「オリンピックの本大会の舞台でもチームの中心として、キャプテンとしてチームをまとめて引っ張り、国際舞台でも十分A代表の舞台でも通用するという活躍を見せてくれてました」と選出理由を説明。「ボランチとして6番のプレーを主に彼の特徴として見てはいますが、8番の攻撃的なボランチとしても、さらに彼の可能性をこの代表の中で見てみたい」と期待をよせた。

昨年6月以来の代表復帰となった瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)には「今の実力プラス将来の伸びしろも彼はまだまだ持っている」と評価した。

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