■MLB ワイルドカードシリーズ パドレス 5ー4 ブレーブス(日本時間3日、ペトコ・パーク)
ワイルドカードシリーズ第2戦が3日(日本時間)に行われて、パドレスがK.ヒガシオカ(34)の2試合連続同点ホームランから6連打で一挙に5点を奪い勝利、ダルビッシュ有(38)、松井裕樹(28)の登板はなかった。パドレスが地区シリーズ進出を決め、ドジャースとの対戦となった。
勝利を挙げた瞬間にペトコパーク史上最多の47705人のファンからは「BAET LA!(LAをやっつけろ!)」の大合唱が起こった。9月27日には直接対決で地区優勝を決められファンは悔しい思いをした。
試合後、地区シリーズ進出を決めたダルビッシュは「すごく嬉しいですね。やっぱりサンディエゴとしても、球団としてもLAっというのは大事な相手、勝てるように頑張りたいと思います」と口にした。
このワールドカードシリーズ2戦ではブルペン待機で投げる場面がなかったが、5試合で3勝先取となる地区シリーズでの登板については「まだ言われてないんですけど、しっかり投げるのであれば準備したいと思います」と話し、第2戦ならば山本由伸(26)との投げ合いになる可能性が高く、ポストシーズン初の日本人同士の投げ合いとなるが「自分でも本当にどこで投げるのかわからないので、投げあえるのであれば、しっかり楽しんでやりたいと思います」と語った。
そして、大谷翔平(30)との対戦については「大谷くんだけじゃなくて全員すごく良いバッターが多いので、全員しっかり勉強して臨みたいと思います」
ダルビッシュと共にワイルドカードシリーズでの登板がなかった松井だったが1年目での地区シリーズ進出に「最高です」と笑顔を見せた。
同地区のライバルでもあるドジャースとの対戦には「僕は1年目なので分からないですけど、とにかくどこであっても勝ちたい気持ちは一緒なので、また地区でやっぱり負けてるので、なんとかドジャースの上に行けるようにやっていきたいと思います」と直接対決で地区優勝を決められた瞬間、松井はベンチでドジャースの歓喜の瞬間をじっと見つめていた。その悔しさを晴らすチャンスが訪れた。
大谷との対戦については「どういう場所かわからないですけど、(ドジャース打線は)ジグザグになっているので、しっかり自分のいい準備をしてマウンドに上がれるようにしたいと思います」と気持ちを高めていた。
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