ドジャースは3日、2日後に控えたパドレスとの地区シリーズを前に本拠地のドジャースタジアムで練習を公開しました。
大谷選手はグラウンドで行われた野手陣のウォーミングアップやバッティング練習には姿を見せず、レギュラーシーズン同様に室内で調整を進めました。
その後、マイナーリーグの選手などを相手にした試合形式の練習には1番・指名打者で参加し、第1打席は右ひじのけがからリハビリ中のゴンソリン投手に対してセカンドゴロ、第2打席は左腕のロブレスキー投手と対戦し、変化球に空振り三振でした。
練習は5回以降は非公開で行われたため、大谷選手が最終的に何打席に立ったのかはわかりませんが、ベンチでは笑顔も見せるなど終始リラックスした様子で、自身初めてのプレーオフの戦いに向けて調整を進めました。
一方、この日の練習には右足首を痛めている中心選手のフリーマン選手も参加し、打席には立ったもののまだ完全には回復していないとしてファーストの守備にはつきませんでした。
フリーマン選手のほか先発ピッチャーにもけが人が相次いでいるドジャースは、地区優勝したとはいえ決して万全の状況ではなく、ワイルドカードシリーズを勝ち上がって勢いに乗るパドレスを相手に地区シリーズでは苦戦を強いられる可能性も大いにあります。
球団によると、1日と2日の練習後には大谷選手や山本由伸投手を含め選手たちが集まってパドレスがブレーブスを下したワイルドカードシリーズの試合をテレビで観戦したということで、地区シリーズ突破に向けて団結して士気を高めています。
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