今シーズン、3年連続で4位となりクライマックスシリーズ進出を逃した楽天は、11日、2年契約の1年目だった今江監督との契約を解除したと発表しました。

球団は、内部からの昇格を軸に人選を進めていましたが、後任として2軍の監督を務めていた三木氏が監督に就任すると発表しました。

三木監督は、大阪府出身の47歳。

上宮高校から1996年にドラフト1位でヤクルトに入団し、日本ハムでもプレーしました。

2つの球団で合わせて13年間の現役生活を終えたあとは、コーチなどを歴任し、楽天では2019年のシーズンに2軍監督を務め、翌年のシーズンに昇格して1軍の監督を務めました。

しかし、4位の成績で1年で退き、再び2軍監督として若手の育成に力を注いでいました。

また、球団は、渡辺直人ヘッドコーチが2軍監督に就任することもあわせて発表しました。

三木肇氏とは

新監督に就任する三木肇氏は大阪府出身の47歳。

上宮高校から1996年にドラフト1位でヤクルトに入団しました。

堅い守りと俊足を持ち味に、ヤクルトでは野村克也監督のもとで経験を積みトレードで移籍した日本ハムでも1年間プレーしました。

プロ13年間で主に守備固めや代走で359試合に出場して現役引退後は、日本ハムとヤクルトでコーチを経験し、ヤクルトでは、作戦兼内野守備走塁コーチとしてリーグ優勝にも貢献しました。

2019年からは、楽天の2軍監督をつとめよくとしには1軍の監督もつとめましたがシーズン4位の成績で退き再び2軍監督として若手の育成に力を注いでいました。

今季で退く今江監督「ぶれずにやったので悔いはありません」

今シーズンで監督を退くことになった今江敏晃監督は「球団には若い自分に監督というチャンスをいただけたことに感謝しています。今年1年を全身全霊、信念を持ってぶれずにやったので悔いはありません。ただ心残りなのは、今育ってきている若手選手を見届けることができないことと、ファンの皆さんに頂点の景色をお見せすることができなかったことです。最後になりますがファンの皆さんには、これからもイーグルスの選手たちを応援していただきますようよろしくお願いします」と球団を通してコメントしました。

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