ゴルフの『日本オープン』は国内メジャー大会の1つで、13日までの4日間の日程で、埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部で行われます。

11日の第2ラウンド、去年の国内ツアー賞金王で、ことしはヨーロッパツアーを主戦場にしている中島選手が首位から6打差の7位から出て、13番と14番で連続でバーディーを取るなど、バーディー4つ、ボギー1つでスコアを3つ伸ばし通算4アンダーで首位に立ちました。

単独首位から出たツアー通算2勝の池村選手は、バーディー3つ、ボギー6つと出入りの激しいゴルフで3つスコアを落としましたが、通算4アンダーで中島選手と並んで首位をキープしています。

1打差の3位には、過去この大会で2回優勝している30歳の稲森佑貴選手がつけ、持ち味のティーショットの精度の高さを生かしてイーブンパーでまわり、通算3アンダーとしています。

また、国内ツアー通算3勝の木下稜介選手も3つスコアを伸ばして3位で並んでいます。

このほか、この大会、過去2位が3回で初優勝を目指す石川遼選手は2つスコアを落として通算2オーバーで13位、去年、この大会を制した岩崎亜久竜選手はスコアを4つ落とし通算3オーバーの18位となっています。

中島啓太「自分のゴルフに徹する」

第2ラウンドでスコアを伸ばし首位に立った中島啓太選手は「初日の後半からいい流れで、ボギーも最小限だったのでよかった。しっかりフェアウェイキープができている。混戦になると思うので、自分のゴルフに徹してアンダーパーを積み重ねていきたい」と話していました。

稲森佑貴「毎ホール我慢の連続」

第2ラウンドを終えて首位と1打差の3位につけた稲森佑貴選手は「ひたすら毎ホール、我慢の連続だった。バーディーのチャンスもあったが、初日ほどパットが入らなかったのでもったいなかった。フェアウェイキープはできているので、1ホール1ホールを油断しないようにしていきたい」と話していました。

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