■バレーボール 大同生命SV.LEAGUE 開幕戦(11日、東京体育館)

日本代表としてパリオリンピック™で共に戦った髙橋藍(23、サントリーサンバーズ大阪)と西田有志(24、大阪ブルテオン)が国内最高峰“SVリーグ”開幕戦で激突した。試合は今季から国内リーグ参戦の髙橋藍が所属する昨季の王者・サントリーが大阪Bにセットカウント0ー3(17ー25、19ー25、21―25)で敗れた。髙橋藍は5得点、西田は21得点。

サントリーは髙橋藍、小野寺太志(28)の日本代表がスタメン出場。大阪Bも西田に加え山内晶大(30)、山本智大(29)の代表組が名を連ね、さらに銅メダルを獲得したアメリカ代表のジェスキー・トーマス(31)がスタートからコートに立った。

第1セット、昨季の王者サントリーは大阪B・西田のサーブで連続失点し5-7の場面で髙橋藍が最初の得点を決め1点差に詰め寄った。しかし、大阪Bの山内のクイックやジェスキーのスパイクなどでリードを許した。サントリーは14-19と5点ビハインドの場面では髙橋藍の兄・塁がリリーフサーバーでコートイン。久々の兄弟競演となったが大阪Bにセットカウント17-25と振り切られた。

第2セットは西田が強打を放てば、髙橋藍がバックアタックを決めるなど日本代表の2人が躍動した。西田が徐々に調子をあげ得点を重ね、大阪Bがリードを広げると髙橋藍もレシーブで応戦。しかしセットカウント19-25で連取された。

第3セットは中盤までサントリーがリード。髙橋藍が渾身のバックアタックを放つもアメリカ代表のジェスキーにブロックされ16-16の同点に。そこから5連続得点を許しそのまま逃げ切られた。

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