国内バレーボールの新リーグ“大同生命SV.LEAGUE”が11日(東京体育館)、サントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンの一戦で開幕した。

パリオリンピック™日本代表の髙橋藍(23)は、世界最高峰のイタリアリーグから日本に活躍の場をかえ、サントリーに加入。代表としてチームメイトだった西田有志(24、大阪ブルテオン)との対決とあって注目された試合は西田の大阪Bがストレートで勝利。五輪で盛り上がりを見せたバレーボールを一目見ようと東京体育館は約6500人の観客が集まり世界のプレーを堪能した。13日に同カードで第2戦が行われる。

新リーグデビュー戦を勝利で飾れなかった髙橋藍は試合後「チームの完成度の差が見られた。個人の力に頼りすぎた。もっといいバレーができたのではないか」と悔しい表情を見せた。さらに新リーグについて「日本は世界最高峰のリーグにしていける、日本の選手がスタートから出にくくなるかもしれないが、僕は重要なことだと思っている。注目度も高いものだと今日感じた」とSVリーグの可能性について語った。

また勝利した西田は「まだシーズンの中の1勝でしかないのでそこまで嬉しいという気持ちではない」と話し、対戦した髙橋藍について「髙橋選手は世界でトップだと思っている、対峙したときに髙橋選手をどう崩すか考えていた。自分の意図としてはパイプをつぶすこと、きょうはやるべきことをやれた、常に髙橋選手を狙っていた」と藍対策を明かした。

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