昨シーズン、過去最多の20万人以上の観客を動員したWリーグは、今シーズンからは魅力的な試合を増やそうと2部制に移行し、11日は1部の開幕戦で昨シーズン3位のENEOSと5位のトヨタ自動車が対戦しました。

会場の東京 渋谷の代々木第二体育館にはおよそ1600人のファンが集まり、試合は第1クオーター、パリオリンピック代表でトヨタ自動車の山本麻衣選手がドライブや巧みなパスで攻撃を引っ張り、リードを奪いました。

対するENEOSは第2クオーター、同じくオリンピック代表の宮崎選手がドライブで得点し反撃すると、終盤には新加入の元日本代表、オコエ桃仁花選手がスリーポイントシュートを決めて逆転に成功し、38対37とリードして後半に入りました。

その後は両チーム譲らない展開となり、第4クオーターはスタートからENEOSが宮崎選手からゴール下の長岡萌映子選手へのアシストで得点を重ね、その後もリードを広げて激しい点の取り合いを制しました。

ENEOSは78対72でトヨタ自動車に競り勝ち、2シーズンぶりの優勝に向けて好スタートを切りました。

ENEOSは宮崎選手が15得点、10アシストの“ダブルダブル”の活躍で、長岡選手は両チームトップの22得点を挙げました。

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