■MLB ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第4戦 メッツ 2ー10 ドジャース(日本時間18日 ニューヨーク、シティ・フィールド)
ドジャースがリーグ優勝決定シリーズ第4戦で大量10得点を挙げて快勝。敵地で2連勝を飾り、対戦成績を3勝1敗として4年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。
大谷翔平(30)は初回にポストシーズン3号となる先頭打者アーチを放ち、いきなり2戦連発で口火を切るなど3打数1安打(3四球)。先発の山本由伸(26)は4回1/3(73球)を投げ、4安打2失点と粘投。4者連続含む毎回8Kの奪三振ショーも、ド軍ベンチは中盤から継投策で逃げ切った。
打線は3回にT.エドマン(29)、K.ヘルナンデス(33)が連続タイムリー。4回はM.ベッツ(32)が2点タイムリーを放って前半は5-2とリード。6回は1死無走者で大谷が3打席連続の四球で出塁すると、ベッツが5試合ぶりとなる2ランを放ち7-2と突き放した。
山本は大谷の先制弾の直後、初回にソロ本塁打を浴びてしまうが、3回1死満塁のピンチは1失点で凌いだ。5回は先頭打者に死球を与えると、1番・F.リンドーアを空振り三振に抑えたところで2番手・E.フィリップス(30)に交代となった。
そのフィリップスは6回に無死満塁の大ピンチを招いたが、空振り三振、中飛で2アウト。代わったB.トライネン(36)は代打・ウインカーを右飛に打ち取り、7回はランナーを2人背負うも無失点で切り抜けた。
ドジャース打線は8回にもT.エドマン、W.スミス(29)のタイムリーで3点を追加し、2桁の10得点。大谷は7回の第5打席は、D.ヤングに対し2死一・二塁で二ゴロ。9回の第6打席は2死満塁のチャンスで見逃し三振に倒れた。8回・9回はE.エンリケス(22)が抑え、リリーフ陣は無失点を刻みゲームセット。リーグ優勝&WS進出へ「あと1勝」とした。
一方、ア・リーグリーグ優勝決定シリーズ(第3戦)では、2勝0敗のヤンキースが延長戦でガーディアンズにサヨナラ負けを喫した。2点ビハインドからリーグ本塁打王のA.ジャッジが2戦連発となる同点2ランを放つと、続くG.スタントンが2者連続アーチで劇的逆転。だが9回2死で痛恨の同点2ランを浴び、10回裏にサヨナラ弾を打たれまさかのサヨナラ負け。3連勝を逃し2勝1敗とした。
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