大山選手は茨城県出身の29歳。つくば秀英高校から白※おう大を経て、2017年にドラフト1位で阪神に入団しました。

昨シーズンはすべての試合で4番を任され、出塁率4割3厘で「最高出塁率」のタイトルを獲得するなどして日本一に大きく貢献したほか、今シーズンも得点圏打率がリーグ2位の3割5分4厘と勝負強いバッティングでチームを支えてきました。

ことし4月には国内の移籍に限ったFAの権利を取得していました。

球団は大山選手が権利を行使するための書類を球団に提出したと発表しました。

FA宣言をした選手は15日から所属球団を含めた各球団と交渉できます。

球団は大山選手について「来シーズン優勝を目指すうえで必要な戦力」としたうえで、残留に向けた交渉を行うことにしていて、大山選手がどのような決断をするのか注目が集まります。

※「おう」は、「鴎」の字の、へんの「区」の中の部分が「口」3つ

大山「慎重に時間をかけて考えたい」

大山選手は「プロ野球選手として初めて他球団からの評価を聞く機会を得られましたので、FA権を行使させていただくことにしました。野球人生においてすごく大きな決断のタイミングだと思いますので、慎重に時間をかけて考えさせていただきたいと思います」とコメントしています。

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