世界野球プレミア12、台湾で1次ラウンドを戦う侍ジャパンが、全勝で決勝ラウンド進出を決めました。広島カープから選ばれている2人、坂倉将吾 と 小園海斗 もスタメンで活躍しました。
11月15日(金)日本 vs. 韓国(台北ドーム)
金曜日の相手は、宿敵・韓国。1点リードで迎えた7回、先頭の小園は、追加点がほしい中、この日、2本目のヒットを放ち、出塁。
すると、小園と同級生の4番・森下は左中間スタンドへツーランホームラン。貴重なダメ押し点をとった侍ジャパンが、ライバル韓国とのシーソーゲームを制しました。(日本 6‐3 韓国)
11月16日(土)台湾 vs. 日本(台北ドーム)
土曜日は、地元・台湾戦。超満員のスタジアムで3回、ここまで全試合スタメンマスクの9番・坂倉将吾 が、フォアボールを選ぶと、その後、3塁へ進み、3番・辰己のタイムリーで2点目のホームを踏みます。
4回には、3試合連続のヒットで、出塁率は驚異の .636、坂倉の好守に渡る活躍で、侍ジャパンは3-1でゲームを制しました。
11月17日(日)日本 vs. キューバ(天母)
そして、日曜日は難敵キューバ戦。3回、ここまで全試合スタメン、打率 .357と絶好調の小園。打球は一・二塁間を破り、4試合連続のヒットを放ちます。
6回には、パ・リーグ最優秀防御率のソフトバンク・モイネロから追い込まれても、高めのカーブに対応。全4試合中、3試合でマルチヒットを放った小園の活躍もあり、侍ジャパンは無傷の4連勝。グループ1位で決勝ラウンド進出を決めました。(日本 7‐6 キューバ)
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青山高治 キャスター
小園選手と坂倉選手、がんばっていますね。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
本当に頼もしいですし、日の丸をつけてプレーするのはすごくプレッシャーもあると思うんですけども、カープにいたときのふだんと全く変わらない表情で堂々とプレーしている。頼もしいと思います。
田村友里 キャスター
ヒットもですけど、フォアボールを含めて出塁率がとにかくすごいですね。
天谷宗一郎 さん
カープでやってきたことをそのまま日本代表としても表現できているところにもすごさを感じています。
青山高治 キャスター
小園選手は、緊張感さえも楽しんでいるんじゃないかっていうぐらいの絶好調ぶりです。
天谷宗一郎 さん
アイブラックですか。小園選手らしさ出ていますね、ここも。
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