DeNAの関根大気外野手(29)が18日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、750万円減額の5350万円(推定)でサインした。
昨季は140試合に出場し、打率.261、126安打のキャリアハイを更新したが、10年目の今季は、79試合の出場で、128打数29安打、打率.227。シーズン終盤は2軍に降格することも多く、「結果を残せなかったシーズンでした」と総括した。
1軍に定着するためには「バッティング」と即答し、25日からは2019年から毎年オフに参戦しているメキシコのウィンターリーグで修行を積む。今年も「まず結果ですし、自分の中で(ベイスターズで)ファームに落ちて取り組んでいることもあるので、実戦の中でトライしてより精度をあげていく」。昨オフのウインターリーグでは打率.345で日本人初の首位打者のタイトルを獲得。「向こうで良くてもこちらで結果を残していかないといけない。そこまで考えてトライしていきたい」と来季の飛躍のために異国の地で修行を積む。
今秋には横浜市内に児童発達支援・放課後デイサービスを開所した。「学べることがすごく多くて。野球も組織だから学んだことや考え方を落とし込むことができる」と関根。チームは26年ぶりに日本一に輝いたが、日本シリーズでは1度もベンチ入りすることなく「悔しい」思いをした。「僕が野球をやって喜んでくれる人たちが身近に増えたので、その子たちのためにも頑張りたい」とすべてを野球につなげ、レギュラー定着を目指す。
来季に向けては「僕自身の価値をあげる一年にしたい」と話し、「ユニフォームをいつ脱げって言われるかわからない年齢ですし、立場ですのでそこをつなげられるように必死にやっていきます」と覚悟を語った。
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