九州場所は9日目を終えて1敗で琴櫻と豊昇龍の2人の大関と前頭6枚目の隆の勝の3人が並んでいます。

琴櫻は9日目の18日、初顔合わせだった前頭4枚目の欧勝馬に「押し倒し」で勝って、大関昇進後の5場所では最も早い勝ち越しを決めました。

10日目の19日は高校の先輩、翔猿と対戦します。

過去は琴櫻が10勝6敗と勝ち越していて、得意の四つで組み止めて自分優位な形をつくることができるかがポイントとなります。

対する翔猿は持ち味の動きのよさを生かして大関にまわしを許さずに休まず攻めて勝機を見いだしたいところです。

また、同じく大関昇進後最も早い勝ち越しを決めた豊昇龍は琴勝峰と対戦します。

過去は1勝1敗と五分ですが、豊昇龍は今場所見せている立ち合いで強く当たる相撲で前に攻めてまわしを取り自分優位の形に持ち込みたいところです。

琴勝峰としては右の相四つの大関に対して立ち合いで当たり負けせずに大関より先にまわしを取ることができれば勝機が生まれます。

このほか、1敗の隆の勝は2敗に後退した阿武剋と対戦します。

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