NPB=日本野球機構とプロ野球の12球団はシーズン中の試合時間の短縮を目指していますが延長に入ると試合時間が長引くことから、延長戦ではランナーを置いた状態で攻撃を始める「タイブレーク制」の導入について議論を進めてきました。

こうした中、20日に都内で行われたオーナー会議で、来シーズンから2軍の公式戦で「タイブレーク制」を試験的に導入することが決まりました。

具体的には打順は前の回から継続し、高校野球などで導入されてるノーアウト一塁二塁と、大リーグで導入されているノーアウト二塁の2種類のケースをイースタン・リーグとウエスタン・リーグで併用する案などが出ているということです。

NPBの井原敦事務局長は「例えばイースタン・リーグでは夏のフレッシュオールスターゲームが終わるまではノーアウト一塁二塁でウエスタン・リーグではノーアウト二塁で運用し、その後は入れ替えるといった形も想定している。試験的に取り組んでどんな影響が出るのか検証したい」と話していました。

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