23歳の佐々木投手はこのオフ、大リーグへの移籍を目指していてロッテがポスティングシステムを使った移籍を容認し、申請に向けた手続きを開始すると発表しています。
佐々木投手は25歳未満のため大リーグの労使協定によってマイナー契約でのスタートとなりますが、最速160キロを超えるストレートや鋭く落ちるスプリットなどは「大リーグでもトップクラス」だとして各球団の激しい争奪戦が予想されています。
佐々木投手の去就が注目される中、ニューヨークタイムズ傘下のスポーツメディア、「The Athletic」など複数のメディアは20日、大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーが佐々木投手と大リーグ球団の契約は来年1月15日以降になる見通しを示したと伝えました。
大リーグ全体を統括するコミッショナーが去就の決まっていない個人の移籍に関して見通しを示すのは異例で、アメリカのメディア各社は速報で伝えるなど佐々木投手への関心の高さが伺えます。
これによって、来月開かれる大リーグの各球団の首脳陣や選手の代理人が集まるウインターミーティングで佐々木投手の移籍先が決まる可能性は低くなり、この冬の移籍市場全体にどのような影響を与えるのか注目されます。
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