サッカーJ2・7位と、プレーオフ進出を逃したジェフユナイテッド市原・千葉。シーズン終了前の今月6日、普段は見ることができないクラブハウスの裏側、洗濯室を御手洗菜々TBSアナウンサーが取材した。

千葉ではクリーニングレディと呼ばれる専属のスタッフ(鈴木雅子さん、佐々木啓子さん)2人が、選手が使用したユニフォームや練習着、タオルなどを日々洗濯。御手洗アナも「枚数すごくないですか・・・」と驚くほどのその量は、バスタオルだけでなんと40枚以上だという。「(バスタオルだけで)毎日、2回洗濯する」というほどの膨大なバスタオルを洗濯機に入れ終えた御手洗アナは、練習着の綺麗な畳み方のレクチャーを受けた。

左から鈴木雅子さん、佐々木啓子さん

胸のロゴを基準にして折るのがジェフ流。「目印をつけて畳めば左右対称になるのか・・・」。教わった綺麗な畳み方をすぐさま実践する御手洗アナだったが、スタッフの素早い仕事ぶりに「隣で畳むと手際が違いますね。私が1枚畳んでいる間に2人は2、3枚畳んでいるペースです」。そのスピードに感心しきりだった。

御手洗アナ

選手たちも裏方として支える二人に感謝する。GK藤田和輝(23)は「(昨シーズン所属していた)栃木の頃は1人(自分自身)で汚れとか落としていた。毎回感謝の言葉を言いたいと思います」。DFの岡庭愁人(25)も「いつも明るく挨拶をしてくれているので、元気をもらえます」と思いを述べた。

左からDF岡庭愁人(25)、DF久保庭良太(23)、GK藤田和輝(23)、FW小森飛絢(24)

御手洗アナは、「お仕事を体験する中でスタッフと選手の距離感が近く、とても仲が良い姿が見えて、クラブとしての結束力が見えました。さらに選手が気持ちよく試合に出られるのは、こういった一つ一つの作業のおかげだと改めて感じました」と話し、約1時間の体験を終えた。

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