■バスケットボール男子 FIBAアジアカップ2025 予選Window2 日本ーモンゴル(21日、日環アリーナ栃木)

バスケットボール男子のアジア杯予選が行われ、日本(世界ランキング21位)が93―75でモンゴル(同108位)に勝利した。パリオリンピック™に続いてチームの指揮を執るトム・ホーバス監督(57)率いる“新生日本代表”は初陣を見事勝利で飾り、アジアカップ予選を3連勝としC組1位をキープした。

日本の先発は、富樫勇樹 (31)、比江島慎(34)、西田優大(25)、 A.カーク(32)、吉井裕鷹(26)の5人。

11位に終わったパリ五輪後、初めての試合となる男子日本代表は第1Q開始早々、主将の比江島が3ポイントを成功させると、カークも代表初得点。さらに追加招集された西田、エース・富樫も3ポイントを決め、序盤は日本がリードを奪う。しかし、モンゴルに5連続得点を許すなど相手にペースを握られ、22-22の同点で終える。

第2Qに入ると、山崎稜(32)の代表初ゴール、西田の3ポイント、吉井からカークへのアリウープと多彩な攻撃で得点を重ねる日本。比江島も連続ゴールに3ポイントも決め、47-36と11点差をつけ前半を折り返す。

第3Qでは、富樫が自ら3ポイントを決め、カークのゴールをアシストするなど司令塔としての存在感を発揮。さらに素早いパス回しからの3ポイントも決まるなど、攻撃の主導権を握った日本が67-51と14点の差をつけて最終第4Qに突入した。

第4Q、西田が3ポイントを次々に成功させモンゴルを突き放す。アジアの頂点を目指す戦いは、代表常連組と新戦力が見事に融合した日本がモンゴルに快勝した。

【アジア杯C組 日本成績】
2024年2月22日 日本 77ー56 グアム
2024年2月25日 日本 76ー73 中国
2024年11月21日 日本 93ー75 モンゴル
2024年11月24日 VSグアム
2025年2月20日  VS中国
2025年2月23日  VSモンゴル

*写真は、比江島慎選手

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