F1などと並んで世界最高峰のモータースポーツとして知られる世界ラリー選手権は1年かけて世界各国を転戦し、あわせて13戦を戦ってそのポイントでチャンピオンを決める大会です。
今シーズンの最終戦となる13戦目の日本大会が、愛知県と岐阜県を舞台に4日間の日程で始まり、21日は豊田スタジアムに設けられた特別ステージでドライバーたちが競技に臨みました。
地元、愛知県長久手市出身でトヨタの勝田貴元選手が、日本選手としてただ1人参戦していて、午前中、取材に応じた勝田選手は「僕自身は初優勝に向けて全開で走って行きます。世界のトップドライバーの走りが見られるので、ぜひ生でその迫力を感じてほしい」と話していました。
午後7時の競技開始を前に会場周辺には多くのファンが集まり、展示されているラリーカーに乗り込んだり、スタンプラリーに参加したりしながら大会の雰囲気を楽しんでいました。
初日の競技の結果、トップはフランスのアドリアン・フォルモー選手。2位はエストニアのオィット・タナック選手。3位に日本の勝田選手が入りました。
22日以降は、山あいを中心に一般の道路などを封鎖したステージで競技が行われ、最終日の今月24日に年間チャンピオンが決まります。
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