1年3か月後のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、スピードスケートのワールドカップ第1戦は、22日から長野市で行われています。

大会2日目の23日に行われた女子1000メートルには、前回の北京オリンピックで金メダルを獲得した高木選手が出場しました。

最初の200メートルを全体トップで通過した高木選手は、その後、本来のスピードに乗りきれなかったということで、600メートルでは全体2位でした。

ただ後半は、強みとする持久力を生かして粘り、1分14秒60で優勝し、22日の1500メートルに続いて2冠を果たしました。

高木選手のワールドカップ通算の勝利数は女子1000メートルでは8勝、ほかの種目と合わせると31勝となりました。

高木選手「まだまだやるべきことがたくさんある」

高木美帆選手は「優勝という形でスタートを切ることができたのはよかったが、いちばん加速していきたいところでうまくスピードに乗り切れていない部分があった。きのうと同じく、まだまだやるべきことがたくさんあると感じた」と振り返りました。

そして、24日出場予定の3人1組で隊列を組み6周でのタイムを競う女子団体パシュートに向けては「まだまだ未完成な部分がたくさんあるが、その中で、できることをしっかりとやり遂げられるように強い気持ちで戦いたい」と話していました。

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