伊東選手は1996年のアトランタオリンピックで金メダル候補のブラジルを破る決勝ゴールを決め、「マイアミの奇跡」と呼ばれる歴史的な勝利の立て役者になりました。
プロ生活32年、ことし8月に50歳となり、Jリーグ現役最年長となっていた今シーズンかぎりで現役を引退することを先月発表していました。
伊東選手は24日、所属するJ3・アスルクラロ沼津の地元、静岡県沼津市で行われたリーグ最終戦が現役最後の試合となりました。
ベンチからのスタートとなった伊東選手は、後半のアディショナルタイムに途中出場してプレーし、サポーターから声援を受けました。
試合後、スタジアムで引退セレモニーが行われ、伊東選手は「たくさんの方の支えがあって走り続けることができました。十分プレーしてやりきったと思うので悔いはありません。32年間、長かったけどあっという間でした。すばらしい選手生活を送れたと思います」と話しました。
そのうえで「みなさん、これからもサッカーを楽しみましょう」とメッセージを送りました。
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