12月に開幕する全国高校サッカー選手権大会に出場する山梨学院高校(甲府市)のサッカー部員2人を含む2年生の生徒数人が今月、修学旅行先の浴場で盗撮行為をしたとして停学処分を受けたことが同校への取材でわかった。

 学校側は「あくまで個人の過ちであり、サッカー部の組織的な行動ではない」として、チームは全国大会に出場するが、盗撮行為をした2人は出場させない方針だ。

 同校によると、部員らは11月12日夜、長崎県の宿泊先のホテル2階にある男性浴場の外に出て、スマホを録画状態にして、3階の女性浴場に向かって投げたり、手を伸ばしたりして、盗撮を試みた。

 盗撮のうわさを聞いた女子生徒が14日に教員に相談し、発覚。全員が盗撮行為を認め、「ふざけ半分で、軽い気持ちでやった。うまく撮れず消去した」と話しているという。学校側も生徒のスマホを確認したが、見つからず、ネット上への流出や拡散も確認していないという。

 同校サッカー部は同大会を2度制覇している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。