ジャパンオープン2024大会2日目。女子50m平泳ぎに鈴木聡美選手(33)が登場した。
鈴木は競泳史上最年長となる33歳でパリ五輪に出場。パリ五輪後も「自分の可能性を信じている」と現役続行を決めた。
大会初日の100m平泳ぎでは思ったようなタイムが出ず、悔しさを見せた鈴木。
「50m平泳ぎではパワーで押し切り30秒台を出したい」と話していた。

迎えた50m平泳ぎ予選。鈴木は「完全に昨日の疲労を引きずっている」と31秒78。それでも5位で予選を通過し、「午後に向けて疲労回復して、表彰台を狙いたい」と意気込んだ。

パリ五輪代表で今大会100m平泳ぎ優勝者の青木玲緒樹や、好調の大学1年生加藤心冨などが出場し、混戦が予想された決勝。
鈴木はスタートから力強いストロークを見せ、横一線から前に抜けるとそのままスピードに乗って優勝。30秒94でこの種目大会3連覇を果たした。

レース後、鈴木は「ポイントであった手首の角度を修正できた。なんとか30秒台を出せてよかった」と笑顔を見せた。

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