ジャパンオープン2024大会2日目。今大会、最注目の男子400m個人メドレーでは、パリ五輪銀メダリストの松下知之が登場した。
4年後のロス五輪で世界一を目指すため、打倒レオン・マルシャンを掲げる松下。新たな挑戦として前半種目、特にバタフライを強化してきて予選を迎えた。
「まずまずのいい感触」と予選から4:12.47の好記録をマーク。特に前半のラップタイムは2分00秒台で、パリ五輪で出した自己ベスト更新も期待された。
決勝は強化してきたバタフライから松下が先行していくも、前半の200mは予選よりタイムを落とし2分02秒台で折り返す。
得意な後半でもタイムは伸びず、後続する選手たちに距離を詰められたものの、ここはメダリストの意地を見せ、逃げ切って優勝を決めた。
4:11.63と予選から思ったよりタイムも伸びなかったことに、
松下はレース後、「予選が良かっただけに悔しい」、「決勝で動きが良くない時が多い。予選の動きを決勝でできるように確認しながら反復練習を頑張りたい」と話した。
それでもパリ五輪競泳界唯一のメダリストとして、「自分が引っ張っていくのはもちろんだけど、日本国内でもレベル高いけど、世界に出て戦わなきゃいけないのでもっと頑張りたい」と意気込む姿を見せた。
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