■プロ野球 オリックス 3-6 ロッテ(1日・ほっともっとフィールド神戸)
ロッテはオリックスに逆転勝利し、2連勝を飾った。来日初登板となった先発・ダイクストラ(33)は序盤の2回裏、5番・頓宮裕真(27)に先制ソロ本塁打を浴びると3回裏にも1点を加えられリードを許した。ダイクストラは4回3安打2失点で降板。2番手・中村稔弥(27)が5回裏から登板するも2番・紅林弘太郎(22)にソロ本塁打を放たれ3点目を失った。ロッテ打線は6回表に9番・小川龍成(26)の適時打で1点を返し、9回には2番・石川慎吾(31)の適時打で1点差に詰め寄ると1死満塁から5番・安田尚憲(25)が適時二塁打をレフトに放ち、逆転に成功した。さらに2点を加え、6ー3とリードを奪った。
1回、オリックスの先発・田嶋大樹(27)に対し、先頭の岡大海(32)は中飛に打ち取られるも2番・石川は右安打で出塁。しかし3番・ポランコ(32)は中飛で2死に。4番・ソト(35)、5番・茶谷健太(26)は連続四球を選び満塁と先制の好機を作ったが、6番・佐藤都志也(26)の打球をセンターを守る杉澤龍(23)が好捕。得点を奪えず初回を終えた。
その裏、ダイクストラの立ち上がりはオリックスの先頭・来田涼斗(21)を二ゴロに。2番・紅林に左二塁打を許すも3番・森友哉(28)を一ゴロ、4番・セデーニョ(25)から空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。
しかし2回裏、先頭の頓宮に初球をセンター後方のスタンドに放り込まれ先制点を与えた。
さらに3回、この回先頭の9番・太田椋(23)に四球を与えると1番・来田にセーフティバントを決められ、走者一、三塁に。2番・紅林を三振に仕留め1死を奪うも3番・森の右ゴロの間に三塁走者の太田が本塁へ帰り2点目を失った。
さらに中盤5回にはダイクストラに代わって2番手で中村稔が登板するも2死走者無しから2番・紅林にセンター方向の第1号ソロ本塁打を打ち込まれた。
3点を追うロッテ打線は6回表、オリックスの2番手・髙島泰都(24)に対し、7番・中村奨吾(31)が死球を受け出塁すると8番・山口航輝(23)は右安打で繋ぎ、得点のチャンスを作った。1死一、三塁で迎えた9番・小川はレフトへの適時打を放ち1点を返した。
しかし終盤7回、8回は得点を奪うことができず。2点リードを勝ち越せないまま迎えた9回。オリックスの5番手・平野佳寿(40)の前に9番・小川が二塁を守る安達了一(36)のファンブルにより出塁。続く代打・角中勝也(36)が右安打で繋ぎ無死一、三塁に。すると2番・石川にライトへの適時打が飛び出し土壇場で1点差に詰め寄った。さらに1死満塁から5番・安田がレフトの頭上を越す適時二塁打を放ち、逆転に成功した。続く6番・佐藤にもライトへの適時打が飛び出し5ー3。打線はこの回、二巡目を迎え9番・小川の打球をまたも安達がファンブル。ダメ押しの1点を加え、3点をリードした。その裏は益田直也(34)が無失点に抑え、逆転勝利となった。
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