■男子ゴルフ 日本シリーズJTカップ最終日(1日、東京よみうりCC・7002ヤード、パー70)

国内男子ゴルフの最終戦、JTカップ最終日でS.ノリス(42、JOYXゴルフ倶楽部)が4バーディ、1ダブルボギーのトータル「68」で回り、12アンダーで優勝した。賞金王争いは、2位につけていた金谷拓実(26、Yogibo)が1イーグル、4バーディ、3ボギーの「67」と猛チャージを見せ、1位の平田憲聖(24、ELECOM)を逆転し初の賞金王に輝いた。

最終戦までもつれこんだ賞金王争い。1位の平田と2位の金谷の差は、約289万円。3日目を終えて平田はイーブンパーの13位タイ。金谷は6アンダーの単独4位で最終日に臨んだ。

ともに初の賞金王を目指す一騎打ち。金谷は過去3度出場し、いずれもトップ5に入っている相性のいい大会。前半で2つバーディを奪い、8アンダーの暫定4位で折り返す。一方、平田は3つのバーディを奪ったものの、ボギーも2つ叩き、スコアを一つ伸ばして後半へ入った。

金谷は後半、1バーディ2ボギーで迎えた16番でバーディを奪うと、続く17番のパー5ではイーグル奪取に成功し、3位。一方の平田は13番、18番でボギーを叩き、順位を落とし17位で終戦。この結果、金谷が最終戦で逆転し、初の賞金王を手にした。

【JTカップ最終日 結果】
1位 S.ノリス ‐12
2位 片岡尚之 ‐10
3位 金谷拓実  ‐9 
************
17位 平田憲聖 0

*写真は金谷拓実選手

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。