■プロ野球 中日 1-12 DeNA(1日・バンテリンドーム)

DeNAは中日に17安打12得点で大勝し2連勝を飾った。試合は1回から3番・佐野恵太(29)の先制適時打、4番・牧秀悟(26)の第3号3ラン本塁打など9安打9得点を奪う猛攻を見せた。この回の攻撃だけで1番・桑原将志(30)、2番・蝦名達夫(26)、3番・佐野が2安打を放った。3回にも3点を奪うと序盤で12ー0と大きくリード。今季初登板となった先発・石田健大(31)は4回に細川成也(25)にソロ本塁打を浴びるも7回6安打1失点と快投を披露し、今季初勝利を挙げた。

前日の試合では1点差を制し勝利、連敗から脱出した。この試合でも勝利を飾り2連勝。スタメンは度会隆輝(21)が今季初のベンチスタートに。戸柱恭孝(34)が今季初スタメンマスクを被った。

1回、中日の先発・涌井秀章(37)に対し、先頭の桑原は初球を右安打にし出塁。続く2番・蝦名も中安打で繋ぎ無死一、二塁に。3番・佐野の打球は中適時打となり1点を先制。さらに一、三塁の好機で4番・牧は初球を振り抜きレフトスタンドへ。第3号3ラン本塁打が飛び出し4ー0と突き放した。

攻撃は続き、5番・宮﨑敏郎(35)にレフトフェンス直撃の二塁打が飛び出すと6番・京田陽太(30)はピッチャー強襲の内野安打でまたも追加点のチャンスを演出。7番・戸柱は一直で倒れるも8番・関根大気(28)は四球を選び満塁に。9番・石田は見逃し三振に倒れ2死。打順は2巡目に回り1番・桑原は1打席目同様、初球を今度は中適時打にし、2点を加えた。2番・蝦名も右適時打で続き7点目。

ここで中日は涌井が降板、2番手・梅野雄吾(25)がマウンドに上がった。迎えた3番・佐野はライトへ適時二塁打を放ち9点目を奪った。4番・牧は空振り三振を喫し、9安打一挙9得点の猛攻で初回の攻撃を終えた。

その裏、9点の援護をもらった石田の立ち上がりは中日の先頭・田中幹也(23)を投ゴロ。2番・山本康寛(30)に中安打を放たれ出塁を許すも3番・カリステ(32)を三ゴロ、4番・細川を右飛に打ち取り無失点で抑えた。

3回には1死一、三塁から2番・蝦名がレフトに適時打を放ち10点目と序盤に二桁得点。大きく突き放した。さらに2死一、二塁から4番・牧に打席が回りセンターへの適時二塁打を放つと12ー0に。牧は3回までに5打点を挙げた。

中盤に入った4回裏、1死走者無しから4番・細川に第7号ソロ本塁打をレフトスタンドに運ばれ1点を返されるもその後は本塁を踏ませず。7回を投げ6安打7奪三振1失点と打線の猛攻に応えた。

8回裏は石田に代わり2番手・石川達也(26)がマウンドに上がり走者を背負うも無失点に。9回は中川虎大(24)が登板し、石川昂弥(22)から始まる打線を無失点に抑えた。打線は中盤以降、得点を奪えなかったものの序盤の大量リードを守り切った。

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