岡本選手は今シーズン全試合で4番を務め、打率2割8分0厘のほか、いずれもリーグ2位のホームラン27本、83打点の成績で、打撃部門でのタイトル獲得はならなかったものの、しれつな優勝争いが続いた9月以降に勝負強さをみせて、チームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。

また、ファーストでは初めてベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞しました。

3日は都内の球団事務所で交渉を行い、いずれも推定で今シーズンから1億2000万円アップとなる5億4000万円で来シーズンの契約を更改しました。

岡本選手は「リーグ優勝ができて本当によかった。ただ、クライマックスシリーズで負けてしまったので、来年やり返したい。数字としてはなに一つ納得いくものがなかったので、来シーズンはキャリアハイを目指して頑張りたい。リーグ連覇と日本一に貢献できるように準備していきたい」と力強く意気込みを語りました。

また3日の会見では、将来的な大リーグ挑戦への意欲も示し「昔から憧れていた場所でもあるし、目標にしている場所でもある。毎年、毎年、上を目指してやっているので、野球をしていたらそういう目標をみんな持っていると思う。僕もその1人なのでしっかり頑張りたい」と話していました。

岡本選手が海外を含めたFA=フリーエージェントの権利を取得できるのは早くて再来年となっていますが、報道陣からヤクルトの村上宗隆選手と同じく来シーズンのオフにもポスティングシステムを使った大リーグ移籍を目指すのかと問われると「皆さんの想像にお任せする形になる」とかわし、明言は避けました。

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