J1は8日に今季の覇者が決まる。3チームに優勝の可能性がある最終節は10年ぶり。勝ち点69で首位に立つ神戸の2連覇か、同68の広島が逆転で4度目の制覇か。同66の町田にも初優勝のチャンスが残されている。
神戸はホームで湘南に勝てば自力で優勝できるが、状態は万全ではない。2試合連続引き分けに終わった11月30日の柏戦は内容に乏しく、武藤は「準備ができていない選手がいる。甘さはいらない」と厳しく言った。懸案は攻撃陣だ。エース大迫は約2カ月ゴールから遠ざかり、ジェアンパトリッキの負傷離脱も痛い。武藤や宮代、佐々木の奮起が求められる。
広島は10月中旬からの3連敗で首位の座を譲ったが、1日の札幌戦は5―1で大勝。37試合71ゴールとリーグトップの得点力に自信を深め、得失点差でも優位に立ってアウェーG大阪戦に臨む。
5日の公式戦も控え中心で4ゴール。スキッベ監督は「自分たちのクオリティーが出せている。いい試合ができるはず」と意気込みを示した。
J1初参戦の町田は敵地の鹿島戦で勝利が必須。神戸と広島がともに負けると逆転できる。(共同通信)
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